【拉致問題】「救う会」・「特定失踪者調査会」の集会に参加しよう!

私は約10年くらい前から「拉致問題」に関心がある。

また、いつも「Love & Peace」と言っているミュージシャン達がこの問題に声を上げないのに疑問を当時から持ち続けてる。(もちろん既に活動しているミュージシャンもいらっしゃいます)

最近までボーカリストとして「換声点ショック問題」(歌っていると途中でガクっと声の質が変わるショックが大きく、満足に歌えなくなる症状)により満足に歌が歌えない状況だったため、ミュージシャン活動を通してこの問題に取り組みたいと考えていた私は「救う会」などの集会に時々参加する以外に具体的に行動できず、情けなく思っていた。

とにかく「換声点ショック問題」が解決したら、ライブを通して「拉致問題」や「特定失踪者問題」についてみんなに関心を持ってもらう活動をしたいとずっと思っていた。

やっと、この「換声点ショック」の問題がクリアになった今、遅きに失した感があるけれど具体的にどうアクションを起こそうかと考えているところ。

もちろん、デリケートな問題なので簡単な事じゃないけれど。

そこで去る4月9日に東京都文京区にて「最終決戦は続いている制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会すべての拉致被害者をすぐに返せ!」と題した「救う会」の集会に行ってきた。

上の写真はその際に購入した「救う会」の「ブルーリボンバッジ」(右)と「特定失踪者問題調査会」ラジオ番組「短波放送しおかぜ」のコールサイン「JRS」に「日の丸」をあしらったピンバッジ。

どこでだか忘れてしまったけれど、これとは違うタイプのブルーリボンバッジを他でも購入してる。

私は2003年5月、有楽町の国際フォーラムが忘れられない。

ミュージシャンの友人と行ったその集会は、司会が櫻井よしこさんで、当時副官房長官だった安倍晋三現首相、都知事時代の石原慎太郎氏に加え、故中川昭一議員、そして櫻井よしこさんと共に尊敬してやまない中山恭子現参議院議員がゲストで来られ、会場は熱気に包まれていた。

いや、それどころか会場に入れなかった人が多くいて、集会が終わってから石原慎太郎氏と故中川昭一議員が会場の外に出ると、会場の外にいた人達に囲まれ、「頑張ってください!」と握手攻めにあっていた。

そう、当時は今と違ってもっと世間の関心があった。
時々、「中川昭一氏がご存命だったらどうだっただろうか? 」とフッと思う事がある。

「頑張ってください!」と中川氏などに握手を求めるのはどうだろう? と思う人がいるかもしれないけれど、当時はこの難題に真剣に挑もうとしている気概が感じれる氏に対し「北朝鮮に一歩も引かず、頑張って解決して欲しい!」という素直な国民からの激励だった。

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4月9日の集会にて古屋圭司衆議院議員。
古屋氏も一生懸命アメリカに働きかけ、拉致問題解決に向かって今も行動している議員の一人。

安倍総理は私が会場に着いた時にはもう会場を去られた後だった。

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山谷えり子参議院議員もいらっしゃいます。
家族会から熱い信頼を受けてる一人。

残念なのはマスコミなどの「拉致問題」に対する取り上げも少なくなり、その影響なのか参加者が少なかった事。

「関係者が殆ど?」という感じで拉致被害者家族や、特定失踪者のご家族の方はガッカリされたのではないかと思う。

確かに膠着状態で何も進展しないので報道するものが無く、日々のニューストピックにはならないかもしれないけれど、それにしても。。。という感じだった。

印象的だったのは「特定失踪者調査会」代表の荒木和博氏(下写真 ご本人に了解を得て掲載してます)のスピーチで、とにかく「いつまで待てばいいのか?」という苛立ちを感じた。

当たり前だ。 長すぎる。他国ならさっさと取り返していると思う。

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以下の動画でスピーチを聴いてください。

「ストックホルム合意」なんて本当に意味が無く、また北朝鮮が立ち上げた「特別調査委員会」も意味が無い事くらい分かってたはず。。。
日本が制裁を一部解除したところで調査の結果がきちんと約束通り出てくるはずがない。

だいたい「調査」は必要ない!
何故なら、北朝鮮が拉致して監視しているわけだから。

「制裁解除の前に全員帰国させる事が先」ともっと言えないのか?

と言うより北朝鮮に調査を全て任せるのではなく、日本人も多く調査に加わる事を条件に何故できないのか?

だいたい何で国交を結んでないのに「朝鮮総連」が堂々と日本にあるのか?

本当に日本は甘すぎる!

そもそも、この拉致問題が浮上した時に「まさか、ありえない」という日本の感覚がズレていて、最初の段階での動きが遅かった!

ところで「特定失踪者」とは何だろうか?

特定失踪者調査会の説明によると以下の通り。

「特定失踪者」とは北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者を指す言葉です。
現在日本政府が認定してる拉致被害者は17名に過ぎませんが、実際はそれより遙かに多くの人が拉致されています

特定失踪者調査会の公式サイトより

先日『「特定失踪者」のご家族の訴え』が一番分かる動画を見つけた。
平成22年当時ので少し古いけれど、2回に分けてあるようなので、2/2もチェックして欲しい。荒木代表のスピーチの内容には信じられない事実もある。

ご家族の訴えが心に刺さる。

途中、ビラを配布するシーンが映つるが、受け取らない人もいる。。。信じられない。
他人事では無いのに。。。

参考までにこの動画も。

「救う会」の西岡代表も、「特定失踪者調査会」の荒木代表も本当に真剣に活動しているが、それを更に後押しするように我々国民の声を上げていかなければならず、その声はご家族にとって励みに成ると思う。

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そういえば、サイトでは「拉致家族 むかつく」などの検索ワードがある。。。いったいどういう神経をしているのだろうか? 信じられない。

いつも人権、人権、平和、平和と言っている人達はこういう問題には黙りだけど。

マスコミは「何か進展があったら報道する」のでは無く、「日本は拉致被害者を全員帰国させるまで北朝鮮を許さない!」という姿勢で常に報道をして欲しい。

「特定失踪者」についてももっと「どこで、どう失踪されたのか?」などスポットを当てて欲しいと思う。

それぞれの公式の動画再生回数が少なすぎる! 詳しい内容がわかるので日々、チェックして欲しいと思う。

私達もいつどこで拉致されるかわからない。他人事では無い。

一緒に拉致問題・特定失踪者について考えよう!
愛する人が突然居なくなったらどうしますか? 自分の事のように考えてみてください。
救う会のHP
特定失踪者調査会のHP

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