今、「櫻井よしこさん+民間憲法臨調」著書の「日本人のための憲法改正 Q&A」を読んでいる。
私は元々、恥ずかしいことに日本の歴史や文化などに疎く、海外に行って色んな国の人と話す事により自分が全く日本の事を知らない事に気づき、また悔しい思いをした事で帰国後、色々と深く考えるようになった。
ただ、当然「憲法」に関してはハードルが高く、良くわからなかった。
もちろん、GHQに押し付けられた欠陥だらけの憲法だと言われていることは知っているけれど。。。
そういえば、特に「憲法9条」の改正についてはそれこそミュージシャンとか、アーティストは「Love & Peace」ということで、反対派が多い。また、歴史認識の部分でも、自虐的史観のミュージシャンやアーティストは多いと思う。本当の歴史を知っているのだろうか?
ところで、私は日本に帰国後、「今度は海外にボイストレーニングを受けに行きたい」と思い、情報収集しながら日々過ごしていた。
そんな中、毎日のように流れてくる事件や、政治、国際情報、歴史問題のニュースなどの情報をキャッチしながら、不思議で仕方がない事が多々あった。
本当に単純に「不思議」だった。
それは日本人が自国の日本に向かって、、、、つまり政府に色々なことで文句を言うが、竹島問題、尖閣問題、PM2.5について、中国や韓国に対して声を上げる事が無いという事。
もちろん、全く0では無く、問題意識のある人たちは声をあげ、署名運動等しているけれど、滑稽なのが普段、「人権」とか「平和」とか言っている団体がこういう事い触れないという事実だ。
そして、「憲法改正」の件。
「拉致問題」と、「憲法問題」は別の事と考えている人が結構多いが、この憲法は拉致問題に多いに関係あるのよ! 特に「憲法9条」。
そもそも、拉致問題などは本当に「平和」「人権」をモットーにしている政党や、団体、アーティスト、ミュージシャンが真っ先「奪還」と声を上げるものじゃないの?
何故? 何故? 何故、黙り?
何の罪の無い一般人が拉致されたのに。。。
今、日本は本当に色々な問題を抱えている。竹島問題、尖閣問題、そして最近では沖縄を、中国が狙っている。 私たちはこの事実をどう受け止め、どう大対処するのか?
「憲法9条」に関しては、共産党や朝日新聞などが、「徴兵制になる!」「戦争になる!」などむしろ煽っているとしか思えない。
最近若者が渋谷でデモをしたらしいけれど、自分でキチンと考えているのかな?
今の日本を取り巻く事態に対してはどう説明するのだろう? 代替案があるの?
「憲法なんてよくわからない」という人は多いと思う。それであれば、本当に色々な考えの本を読むべき。
私は「憲法に書かれている言葉の解釈だけに終始してる場合じゃない」という思いがある。
右、左ではなく、「自国を守る」「自国民のため」「自国の発展のため」、当たり前の憲法が必要だと思う。
「わからない、わからない、説明が悪い!」と、言う前に「本当に知ろうとしているのか?」と言いたい。
この本では、他国の事例も載せ、分かりやすく説明しているため是非、読んでほしいと思う。