以前から気になっていたお財布。
ついにゲット!
この財布の名前は「所作」。
たまたまネットサーフィンしていた時に見つけたもの。
明確には覚えてないけれど、確か「日本伝統工芸」×「○○○○」というキーワードでヒットした。「○○○○」の部分がどうしても思い出せない。。。2年前くらいだったかな。
この「所作」に釘付けになったのは、その「テーマ」にあった。
以下、No,No,Yes!(メーカー)のHPより。。。
結婚式のお祝いなどを包む1枚の布「袱紗」がモチーフ。
「お祝いを汚さないように」と相手を思いやる心と、布を広げ、贈り物を見る喜びを演出するための袱紗がモチーフ。
贈答品を包む「折形」の紙が折り重なるディテール。
贈答品を包む紙を織る礼儀作法「折形」。礼の心を形に表す、日本だけに受け継がれてきた600年以上の歴史がある美しい様式。
”お金を包む”という動作自体を所作としてデザイン。
凛として立ち居振る舞い。そんな美しい自然な動作が所作。
そこに「美」を見出す日本のココロ。
日本の伝統的な習慣からヒントを得て、デザイナーが今の時代にあった感覚で、しかもレザーにそれを落とし込む事に何だか「粋」というか、「心意気」というか、そういうものを感じて、1つ1つデザインをネットでチェック。
いつかはショップに行きたい!と思っていたけれど、なかなか時間が無く、先日「あ、今日は行けるかも!」とショップに。
千駄ヶ谷の駅から5分強くらいだったと思う。
ショップの扉は「錆びた鉄扉」で、重厚感溢れるもの。 中に入ると「黒一色」という感じ。 ハードなレザーアイテムが吊るされていて、1組のお客さんとスタッフの方が色々と楽しそうに話しをしている真っ最中。
「ん? お目当ての長財布の種類があんまり無いけど。。。」なんて思っていたら接客が終わったスタッフの方が「こんにちは。何かお探しですか?」と声を掛けてきてくれた。
「ネットで「所作シリーズ」をいつも見てたんですけど、本物を見たくて。。。」と伝えたら、奥のカウンターに案内され、色々と「本物」を見せて頂いた。
本当は違う色を購入予定だったけれど、それは既に無く、色々とみている内に写真のデザインが気に入った。どうしてもグリッター的なものに目がいく。
この長財布は通常の5倍の時間をかけて作られるそう。
一切、縫わず、留め金1つだけ。
カードも8枚入いる。 小銭を入れるところは一番左だけど、型が崩れるのが嫌なので、別に小銭いれを使用しようと思う。
その他、名刺入れもゲット。
現在は「ジャック・ポロック展」に以前行った時に購入した、ポロック特有のペイント柄の名刺入れを使用してるけど、こちらと併用しようと思う。
接客頂いた方は「ロギー」さん。(日本人です) とっても気さくで色々と教えてくれた。何でも、No,No,Yes!にあのレニー・クラヴィッツの衣装のオーダーがあったそう!
「蛇の抜け殻」も頂きました。これを財布に入れると「お金が貯まる」とか。(左の白い紙に包まれたのが蛇の抜け殻)
実は近くに鳩が森神社があり、そこの神主さんもこちらの「所作」を使われていて、ロギーさんが蛇の抜け殻の事を話した際に、「こういうのは白いもので包んだほうが良い」と教えてくれたとか。確かに。。。神道は「汚れ」を嫌う。
隣にある白い薄っぺらいのは「植物の種」。 お店に飾っていたある植物の種を合わせて頂いた。 実家に植えよう。。。かな。(残念ながら植物の名前はわからないとの事だったけど、後日調べて多分アフリカンチューリップ。。。あまりの大きさで実家に植えるのを断念。うーん。植物園に渡そうかな。)
そして革のコースターも頂きました! 嬉しい! 全て大事に長く使おうと思う!
このお店には海外からのお客様も多くいらっしゃるよう。
とにかく、ピン!と来たら是非、ショップに出かけてみては?