数々の大物ミュージシャンのバックコーラスとして活躍してきたリサ・フィッシャーが「BLUE NOTE TOKYO」でライブを行うというので元生徒さんと行ってきた。
3月の事。
リサ・フィッシャーはルーサー・ヴァンドロスのバックコーラスを務め、またミック・ジャガー、ティナ・ターナー、チャカ・カーン、スティングなどの大物ミュージシャンのバックコーラスも務めてきた素晴らしいボーカリスト。
最近では「バックコーラスの歌姫たち」というドキュメンタリー映画で知った人も多いのでは?
私も特に彼女については詳しくなく、大好きなローリング・ストーンズ「Gimme Shelter」のコーラス時代と、グラミー賞を獲ったソロ「How Can I ease the pain」をなんとなく巷で聴いた事ある。。。くらい。
普段は低音やハスキーが大好物な私だけど、このソロ曲の伸びやかで、繊細な高音がたまらない!
映画「バックコーラスの歌姫たち」で見せる彼女のキュートで飾らざない自然体な感じと、ステージで堂々と歌い上げる彼女とはかなりのギャップがあって魅力的!
この映画で大物ミュージシャン達が、彼らの要求に応えて何でも歌える彼女のスキルに本当に満足している様子が伺える。
多分、ボーカリストとしてのスキルに加え、このキュートで素直な性格もオファーが来る理由だと思う。
さて、ライブ当日は元生徒さん(バンドボーカリスト)と待ち合わせをし、まずは昔から通っている「やんも」でランチを頂き、Coffee BreakをしてからBLUE NOTE TOKYOへ。
その時、スーっと一台の車が目の前で止まり、何とリサ・フィッシャーが車から降りて来た!
誰も気が付かない中、「あ、リサ!」と思わず私。。。
リサは運良く居合わせたファンと気さくに写真撮影に応じていた。
が!!!
私はタイミング悪く一緒にカメラに収まる事が出来ず。。。
でもリサとちょっと会話し、握手してもらっただけで満足!
さて、肝心のステージだけど、本当に素晴らしかった!
伸びやかな高音、そして歌声。
1曲目は全編ボーカルに適度なディレイをかけたパフォーマンスで、歌声が宙に漂っている感じがし、私には神秘的な感じがした。
上の写真に写っているドレッドのお兄さんがアレンジャーのようで、様々が楽器をプレイし、リサの声を最大限に活かした楽曲にしたんだろうな~と感じた。また、リサとの相性も良く、お互い信頼し合っている様子がステージから感じた。
リサはソロ曲「How Can I ease the pain」で聴かせるスムースな声だけれど、ロックを歌う時に少しハスキーになるところがあって、クール!
レッド・ツェッペリンの「Rock’n Roll」が好きなのかよく歌っている動画がアップされている。
私達が行ったライブでも歌っていたけれど、これがまたとてもクールなアレンジだった!
なんて言うだろう。。。とにかく本当に自由に歌っているというか、大袈裟ではなく自分の声を操っている。。。というような感じを受けた。
久々に聴き入ったライブで、改めて「声、歌で表現するという事」がとても素晴らしいものだと再確認させてくれたステージだった。
Thanks, Lisa!
リサ・フィッシャー公式サイトはこちら
バックコーラスの歌姫達の公式サイトより