アンティーク着物で観る着物と帯の配色

洋服もそうだけど、着物も結構「配色」は悩む。

しかも「配色」ってセンスそのものだったりする。

人にもよるけれど、私が「着物の配色」に悩むのは、ネガティブな事ではなく、「これも合う」「あ、これも合う」と案外、洋服よりも着物の配色の方が自由度が高く感じられ、迷うから。

また着物のスゴイところは「柄」on「柄」と、組み合わせが洋服よりも「当たり前」に出来る事。

そこに「配色」のセンスが加われば素敵な着こなしになる。

私達日本人はよく、海外の方のほうが発想が豊で独創的と思いがちだけれど、「そんな事は断じて無い!!!」と着物に触れると強く感じる。

昔は特に「無名の職人」が今で言う所のクリエーターだから!

もちろん、有名人は居た。

でも「家紋」なんて本当にクリエイティブだし、当時の髪型なんかもそう。とにかく色々と独創的なものがある。

着物に話しを戻すと「帯結び」などはとても独創的!

長く真っ直ぐの帯で、どうしてあのようなデザインの結び方が思いつくのか?つくづく、独創的だと思うし、昔の人々の「発想の豊かさ」には関心する。

今日、紹介する本「着物と日本の配色 帯の配色篇」は藤井健三(監修)、弓岡勝美(編集)で、「着物と帯の配色」と「日本の色の名前」について書かれた本。
しかも、英語の翻訳が付いている。

「晴れやか」というキーワードからイメージされる「色」による着物と帯の組み合わせで「配色のセンス」を見せ、着物や帯の「柄」でそのイメージを更に表現する。。。

そんな例をアンティーク着物組み合わせで紹介している本で、とても貴重で見ているだけで楽しくなる。

また配色のセンスが素晴らしく参考になる。それに、英訳をみて「このように英訳するのね」と勉強にもなるし、面白い。

こういうところで学ぶ英語は案外覚えられるのでは?

とにかく、「配色」を楽しめる本!

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